かわいい赤ちゃんが生まれて最初の行事がお七夜というものになります。
初めての行事だからこそ、そして短い新生児期のお祝いだからこそ、赤ちゃんにきちんとした服装をさせてあげたいと思いますよね。
お七夜では赤ちゃんにどのような服装をさせたら良いのでしょうか。
お七夜とは
お七夜は、生まれてから7日目に赤ちゃんの健やかな成長を願って行われる日本の伝統的な儀式です。昔は赤ちゃんが夭折してしまうことが多かったため、お七夜を通してお祝いを行います。
このお七夜において親が着る服装は、一般的にはフォーマルが多いですが、セミフォーマルな服装が選ばれることもあります。赤ちゃんのお母さんは産後間もなくて体力も回復していないので、フォーマルな服装が多いです。
お七夜に臨むにあたって、どんな服装がよいか勉強していきましょう。
お七夜を迎える親の服装
産後間もないお母さんの服装
お七夜を迎える母親として、産後の体調や体型の変化に配慮しつつ、祝いの場にふさわしい装いを無理ない範囲で心がけましょう。体を締め付けず、快適に過ごせるゆったりしたワンピースを選ぶのがおすすめです。
また、授乳の必要がある場合には、授乳がしやすい前開きのデザインのトップスに、ジャケットを合わせることで、フォーマルな雰囲気と実用性を両立することができます。
お父さんの服装
お母さんの服装に合わせたスタイルにするとよいでしょう。オフィスカジュアルに近づけたジャケットとシャツにパンツの組み合わせは、フォーマル感を保ちつにも適しています。お七夜は家庭内で行われることが多いため、服装は比較的自由であり、カジュアルなスタイルでも問題ありません。
赤ちゃんの服装はベビードレスやセレモニードレスがオススメ
もともと退院する時、赤ちゃんのためにベビードレスやセレモニードレスを用意するという人も多いのではないでしょうか。赤ちゃんにとっては初めての外の世界ですから、お披露目するという意味も込めてかわいいドレスを用意しますよね。
ベビードレス
お七夜にふさわしいベビードレス選びは、肌に優しい自然素材でできた、通気性と吸湿性に富んだものを優先しましょう。男の子なら蝶ネクタイ、女の子ならレースだとよい雰囲気が演出できます。
赤ちゃんが快適に過ごせるよう締め付けないもので、着脱が簡単なスナップボタンや前開き式が準備しやすいです。色は柔らかい色合いを選び、縁起の良い模様があればなお特別感が増します。
着物は着なくても大丈夫
赤ちゃんのお祝い事というと、どうしてもお宮参りなどのイメージから着物を着せなくてはならないと考える人もいるかもしれません。
しかし、お七夜の赤ちゃんに着物を着せる必要はありません。
まだまだ生まれて1週間の赤ちゃんに着物を着せること自体が大変ですし、いざ着物着せたとしてもおむつ替えなどでも大変です。生まれて1週間の赤ちゃんはまだふにゃふにゃですし、抱っこするのも一苦労ですから、着物などを着せてしまえばお母さんも疲れてしまうかもしれません。
赤ちゃん自身が疲れてしまうとお母さんの負担になってしまいますから、赤ちゃんには出来る限り負担をかけないことが大切です。