かわいい赤ちゃんが生まれ、最初に行う行事がお七夜というものになります。
実際は赤ちゃんが生まれ、5日から7日ほどで退院するお母さんが多いため、あっという間にお七夜を迎えることでしょう。
そのお七夜のために準備するものは一体なんなのでしょうか。
ここではお七夜に必要なものについてお話しします。
命名書
お七夜というのは、別名命名式とも言われます。
その名の通り、赤ちゃんや赤ちゃんの名前を親戚や近所の人、その地域の神様にお披露目するという意味があるのです。
よく、生まれたばかりの赤ちゃんの枕元に命名書と書かれた紙が貼られている様子を見たことがある人もいるのではないでしょうか。
このように、お七夜に向けて準備するものの1つに命名書というものがあります。
一昔前は、赤ちゃん父親側のお父さん、つまり赤ちゃんのお父さん側のおじいさんが名付け親になっていたことから、このおじいさんが命名書を書くという習慣がありました。
しかし、最近では両親が名前を決めることも多く、核家族化が進んだことなどもあり、誰か書かなければいけないんだろうというではありません。
お父さんやお母さんが書いても良いのです。
しかし、親戚に聞かずに書いてしまって後からトラブルになるということもありますから、特におじさんにあたる人には一言言っておくと良いかもしれませんね。
お祝いの食事
お七夜に向けて準備するものが1つに、お祝いの食事があります。
やはりお七夜というのはお祝い事です。
その期限をはっきりとはしていませんが、かつては赤ちゃんの生存率が低く、1週間生き延びられれば大丈夫だと言われていたことから、このようにお祝いすることになったと言われています。
そのため、ぜひお祝いの食事を用意しましょう。
本来であれば赤飯や尾頭付きの鯛が振る舞われるところですが、先ほども述べた通りお七夜というのはお母さんや赤ちゃんの退院の時期と被ることがあり、実際には仕出しを注文したり、お寿司を購入したり、という過程が増えています。
お母さんをねぎらうようにお母さんが好きな食事を並べても良いかもしれませんね。
ご祝儀
もしもお七夜に招待されたのであれば、お七夜のために準備するものの1つとしてご祝儀があります。
お祝いに招待されているのであり、そこには食事が出るわけですから、もてなしを受けるというわけです。
ですから手ぶらで行くというわけにはいきません。
最近ではお七夜は内輪の集まりとなっていますから、親戚なのにご祝儀が必要なのかと思う人もいるかもしれません。
それでも、5,000円から10,000円ほどのご祝儀を用意できるとスマートですね。
その場合は紅白の蝶結びの水引を利用しましょう。
なお、出産祝いは出産をお祝いするものであり、お七夜のご祝儀というのは赤ちゃんが1週間、無事に生きられたことを祝うものです。
よって、出産祝いとお七夜のご祝儀は一緒にしてはいけません。
まとめ
いかがでしょうか。
お七夜で準備するものがいくつかありますので、特に招待された人はご祝儀まで忘れないようにしましょう。
赤ちゃんとの対面が楽しみですね